2009年12月24日

よみよみ

有川さんっす。

有川 浩
アスキー・メディアワークス
発売日:2009-12-16




メディアワークス文庫創刊という訳でヒトバシラー状態にされそうなのでどーせなら有川さんを読もうという感じです。
あの、電撃を出してるメディアワークスがちょびっと大人向けにして出してみたという事ですけど、読んでみて何のかんのでやっぱりこの人の展開だなーという感じです。
うーん、あれかなー? 電撃での少年少女を主人公にすべしという制約を取っ払った感じ見たいですね。

そう、この話には大人しか出てこないのです。
天才も出てこない、異能者なんて夢のまた夢
持たざる者 嫉妬する者 認める者 持つ者
登場人物全てがそれらの要素を持っている感じですね。
それらが組み合わさって幕が開くってかー。

まぁ、あれですよね。地味。
有川さんといえばなんだかわかんないぐらいのラブ臭が紛れてると思ってたんですけど、案外こいつはそれが無かったなー。
あくまで演劇団体を動かすという部分に焦点が当たっててさわやかに香るぐらいですね。

団体のシステムを組み替える時の反発の応酬は見てて面白い。

あと、個人的にコレは! と思ったのは…
素人が見て面白いと思える作品を作ってる奴が軽視される業界なんて滅んじまえって意味の一節があってひどく共感
わかりやすいってすっごく良いと思うんですよ。
そしてそういうのを作りだすのはとっても難しい。
難解な奴、マニアライクって案外文法的なもので知ってる奴をニヤリとさせるモノだと思う。
で、そういうのはニヤリで終わっちゃってそっから発展していくかというとどうなんだろうね?
例えばテナーサックスなんか、コルトレーンがぐぁーッて来てブレッカーが継承してどうなった? 私は知らない、難解だからわかんないのだ。
だから私はロリンズとかの方が好きなんだ。

…わかりやすいと、稚拙は違うと言いたいけどね。

さて、メディアワークス文庫どうなるかなー?
posted by 葦 at 23:32| Comment(0) | TrackBack(0) | よみもの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。